笑って燻して

2015 年 3 月 18 日

研究開発室 渡来

 

こんにちは。
もうすぐお花見シーズンですね。

そこで今回は、お花見で燻製を楽しんだ時のお話をしようと思います。

 

数年前に呼ばれたお花見で、燻製器を使った燻製料理というものを経験したのですが、意外に簡単に楽しむことができました。

 

簡単とはいっても作業はほとんどお任せで、私は食べて飲んでいるだけでしたが・・・

 

作業のおおまかな流れを説明しますと、
まず、一斗缶ほどの大きさの燻製器に、サクラの木片などのお好みの燻煙材を入れます。

 

次に、お好みの食材を上部の網に並べたり、吊るしたりした後、燻煙材を燃やし、燻製器の蓋をして、煙で燻(いぶ)す。
時々、中の様子を確認して食べたくなった時が、できあがり!
(たぶん、こんな感じだったと思います・・・)

 

燻製器も簡易なものであれば、1000円から5000円程度で購入可能で、燻煙材も様々な香りがあり、500円程度で購入可能ですので、お手軽に楽しむことができると思います。

 

アウトドアの定番といえばバーベキューや焼肉ですが、それらと比較すると、燻製は炭をおこさなくてよいので、準備が簡単です。

 

また、食材を焼く必要がありませんので、他の人が楽しく会話している中、誰にも気にかけてもらえず、一人寂しくトングを持って焼き役に徹する。というような悲しい事態も発生しません。

 

さらに、好きで焼き役をしている訳でもないのに、
「焼くのが遅い。焦げている。違うお肉も焼いて。野菜も食べたい。お肉と野菜は違うトングを使って。なぜ牛タンを最初に焼かないのか。」
などのクレーム対応や、豚トロ火災の消火活動に、悪戦苦闘する必要もありません。

 

燻製の場合は、焼き役に任命されたとしても、たまに中を覗く程度でよいので、会話やお酒に(ここ重要です)集中できるというメリットがあります。

 

特別にお金をかけなくても、普段食べている食材で充分に楽しむことができます。

 

そして何よりも魅力的なポイントは、普段何気なく食べている食材から、いつもとは違う奥に秘められた、何か力強いものを感じることができるというところです。

 

今回は、ウズラの卵、ベーコン、枝豆、プロセスチーズなどの食材を試しましたが、どの食材も普段とは比べ物にならないほど、美味しく感じることができました。

 

特に枝豆は、いつもと違ったホクホクとした食感と、木材の香りをまとった自然豊かな風味を味わうことができ、格別でした。

 

インターネットでも燻製に関する情報がたくさんあり、豆腐なども燻製に向いているそうなので、次回にチャレンジしてみたいです。

 

食材を燻製にする技術は昔からあり、食材の風味付けの他にも、長期保存を可能にするという、一石二鳥の効果があります。

 

昔の人の知恵の素晴らしさに感動すると共に、一つ一つの食材に対して、改めて感謝の気持ちが湧いてきました。

 

高麗人参にも、生の状態のものを蒸気で蒸した後、自然乾燥することにより、長期保存が可能になるだけでなく、有効成分ジンセノサイドの種類と量が増加するという一石二鳥の効果があります。

 

その昔からの加工法に加えて、現在は抽出・熟成を行うことで、有効成分ジンセノサイドの吸収性・機能性を飛躍的に向上させることができます。

 

そして、そんな高麗人参には、様々な身体の機能を改善する効果があります。

 

高麗人参を飲み続け、昔の人々の功績と自然への感謝の気持ちを忘れずに、いつまでもお花見を楽しめるように、健康でありつづけたいと思う今日この頃です。

 

では、またお会いしましょう。