口臭改善

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口臭改善(高麗人参の比較的新しい効能に関する文献)

1.ヘリコバクターピロリが誘発する口臭に関する高麗人参:新しい治療戦略と真実味ある作用機作

Digestion. 2009;80(3):192-9
Lee JS, Kwon KA, Jung HS, Kim JH, Hahm KB.
Department of Gastroenterology, Gachon University of Medicine and Science, and Laboratory of Translational Medicine, Lee Gil Ya Cancer and Diabetes Institute, Incheon, Korea
(背景)

ヘリコバクターピロリの培養における揮発性イオウ化合物のガスクロ分析とピロリ菌消滅後の口臭の改善はピロリ菌と口臭の因果関係を示唆した。

(目的)

我々は紅参がピロリ菌が関与する胃炎において抗炎症作用や細胞保護行動を基盤としてピロリ菌が関与する口臭を軽減できると仮定した。

(方法)

88人の機能性消化不良患者(主観的には口臭を持ち、客観的な口臭レベル--イオウ化合物の量を測る-100ppb以上)がリクルートされ、紅参投与10週間後にテストを繰り返した。CSE(シスタチオンγ-リアーゼ),CBS(シスタチオンβ-シンセターゼ),IL-6,8,1β-m-RNAは紅参治療によりピロリ菌感染または硫化ソーダ処置の胃粘膜上皮細胞で比較した。

(結果)

紅参投与10週間後、68人のピロリ菌陽性のケースの内、38人の患者が主観的な口臭の解決と一致した口臭レベル50ppb以下の口臭なしとなった。残りの30人の内、根絶療法と紅参サプリメントの両方を投与された15人は根絶療法のみ投与された15人に比べ、高い消滅率(93.3%)と完全な無口臭が見られた。20人のピロリ菌陰性の患者の内、13人は紅参治療のみで10週間後、無口臭となった。紅参エキスはIL-6,8,1βmRNAの減弱レベルに伴ってピロリ菌や硫化ソーダが誘発するCSE発現を極端に減じた。

(結論)

H・ピロリ菌の消滅がうまくいった後の紅参サプリメントからなる戦略は厄介な口臭と戦うための効果的な方法である。

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