主席研究員 理学博士 三原
以前のブログ(4/16)で、「私達の研究室では現在32種類のジンセノサイドを分析することができます。」と述べました。
今回は、分析できるジンセノサイドの種類について思うことをお話ししたいと思います。
今は32種類を分析できますが、1年前は26種類、2年前は23種類、そして、ジンセノサイドの分析を開始した当初は6種類しか分析できませんでした。
その6種類は、Rb1、Rg1などのメジャーなジンセノサイドのみで、いわゆるプレミアムジンセノサイドは含まれていません。
一般的な高麗人参の分析としてはその6種類でも問題ありませんが、紅参エキスを熟成させる過程を分析していると、6種類のジンセノサイドは減るばかり・・・。