趣味のヘボ碁
2015 年 12 月 23 日室長 長谷川
私は囲碁が趣味で、休日になると、囲碁のテレビ番組を見たり、息子と碁を打って楽しんでいます。(しかしながら、腕の方はサッパリですが…。)
日本棋院のホームページを見ますと、囲碁の効能について色々と書かれています。
代表的な例をあげますと
1 創造的な発想が豊かになる
2 右脳を刺激し、判断力を高める。ストレス解消に効果有り。更にはボケ防止・脳卒中の予防、リハビリに効果有り。
3 年齢、性別、国籍を問わず、いろんな人とコミュニケーションがとれる。
4 考える力が向上する。
ちなみに、4番の効能については、東北大学の研究によって効果が実証済みだそうです。
このほかにも、囲碁の効能はいっぱいあると思います。
また、最近では、学校の授業に囲碁を取り入れているところもあるようです。
囲碁を初めてやりますと、大概の人は囲碁の難しさのバリアーに遭遇します。
しかし、そのバリアーを乗り越えると面白いと感じはじめ、もう囲碁の魅力に取り憑かれること間違いなしです。
相手は誰でもよいから碁を打ちたくなるものです(ハンデキャップのルールがあるので、上位の人とも打つことが出来ます)。
「碁打ちは親の死に目に会えない」というコトワザがあるぐらい、夢中になります(違う意味もあるらしい)。
私も囲碁を打ち始めますと、途中で「食事ですよ」と言われても全く耳に入らなくなり、しばしば注意されることがあります。
碁盤には、石を置く場所が361個もあり、よく小宇宙に喩えられます。
また、将棋やチェスでは、コンピュータがプロ棋士を負かすまでに進歩していますが、囲碁は更に難易度が高く、コンピュータはまだまだ人間に歯が立ちません。それほど奥深い知的ゲームです。
私も老後はボケないように、高麗人参を飲みながら碁会所へ行き、ヘボ碁を楽しんでいきたいと思います。