夏はむくみやすい?!

2014 年 7 月 23 日

研究開発室 斉藤

 

7月に入り梅雨も明け、本格的な夏ですね。

 

夏になると更に気温が上昇し、発汗により体内の水分が失われるため、私たちは自然に水分を補おうとします。
しかし、人間にかかせない水分も場合によっては“むくみ”の原因になることをご存知ですか?
体内の水分をうまく調節できていない場合や、水分をとりすぎてしまった場合などはむくみが生じやすくなります。

 

 

女性がよく悩む症状の一つである“むくみ”ですが、私自身も「脚がむくみやすい」と感じています。
そこで今回は、“脚のむくみ”について少し調べてみましたのでご紹介します。

 

からだの中で、もっともむくみが起こりやすいのがやはり脚。
心臓から遠い位置にあって血液の流れが悪くなりやすく、重力の関係で水分が溜まりやすいことが理由です。

 

 

一般的に“脚のむくみ”は、立ち仕事の人に多い症状のように思われますが、実はデスクワークの人にもよくみられます。
それは、どちらも同じ姿勢を続けていることにより、脚の組織液(水分を含む血液、リンパ液など)の循環が悪くなり、細胞のすき間などに水分が停滞するからだそうです。

 

 

また、疲れが溜まった時や、睡眠不足の時にも“脚のむくみ”が起こりやすくなります。
これは血液を送り出す心臓の働きが低下するためです。

 

 

さらに、中高年になって脚の筋力が低下した場合にも、“脚のむくみ”が起こりやすくなります。
脚の筋肉(特にふくらはぎ)は、血液を心臓に戻すポンプの役割をしているため、筋力が低下すると血液がうまく戻らなくなり、血液中の水分が停滞するのです。

 

 

こうした“脚のむくみ”は、ひと晩寝て治まる程度であれば一過性のものであまり心配はいりません。
しかし、むくみから重大な病気が発見されることもあるので、なかなか治らない場合には病院で診てもらわれることをおすすめします。

 

 

脚のむくみ予防には、ウォーキングや階段の昇り降りが効果的です。
脚の筋肉をよく使うことで、脚の血流改善などにつながります。

 

 

膝が悪い方は、椅子に腰かけた姿勢でかかとを上げ下げする。
または、かかとを床につけたまま、つま先を上げたり伸ばしたりする運動などが良いそうです。
足先を動かすことにより、ふくらはぎの筋肉も動き、血液などの流れがよくなります。

 

 

高麗人参には、血流改善作用だけでなく、自律神経のバランスを整える作用もあるため、冷えや血行不良によるむくみだけでなく、ホルモンバランスの乱れによるむくみも緩和します。

 

 

私自身も、高麗人参の飲用を続けながら予防を行っていくことで、少しでもむくみ改善につなげたいと思います。