Ginseng ジンセン 2015年初春号

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特許取得記念インタビュー 独自の視点で高麗人参の可能性を追求!

思うように研究が進まず、歯がゆい思いをしたことも…。(長谷川)

――― 今回の研究に取り組んだのはいつ頃からですか?

高麗人参成分

長谷川:複数のジンセノサイドを組み合わせることで、効果を高めるというアイデア自体は、高麗人参の研究を始めた当初から頭にありました。というのも、私はこれまでにも多種多様な健康食品の研究開発に関わっており、有用成分同士の相乗効果というものに着目していたんです。中には特許取得に繋がった研究も多数ありました。だから、高麗人参でも必ず良い結果が出ると確信していたんですよ。

 

――― なるほど、自身の経験から得た着想だったんですね。

長谷川:ええ。といっても、当初は実験や分析をするのに必要な設備が整っておらず、思うように研究が進まなくて苦労しました。研究室のメンバーもスタート時は、私1人でしたから。
 そこからメンバーが2人、3人…と増え、現在の規模の研究室が完成してからは、飛躍的に研究がはかどるようになりました。

 

――― 現在の研究室は、 高麗人参分野において、日本屈指の規模だとか。

相談役 写真

長谷川:他社では、複数の健康素材について同時に研究を進めている場合が多いんですが、弊社は高麗人参ひとすじですからね。研究員一人ひとりの知識や技術、研究設備、どれをとってもハイレベルだと思います。ピンとこないかもしれませんが、32種類のジンセノサイドを分析できること一つとっても、なかなか真似ができないことなんですよ。

研究開発室風景

 

高麗人参で健康寿命を延ばすことが私たちの使命です!(長谷川)

――― 分析力も強みなんですね。

長谷川:麗人参のパワーを活かす上で、分析力は欠かせません。特許の組み合わせも、成分一つひとつを分析できるからこそ、再現できるのです。健康食品である以上、成分の状態が毎回バラバラでは、認められませんよね。だから私たちは、分析技術の向上にも力を入れてきました。

――― 今後はどういった研究を進める予定ですか?

長谷川:各ジンセノサイドが、どのように身体に作用するかを追求します。そして、この症状にはこのジンセノサイドの組み合わせ…といった具合に、症状ごとの成分組成を極めていきたいですね。相乗効果を考えると、高麗人参の可能性はまだまだ無限に広がるはずです。

――― 特に取り組みたい症状はありますか?

相談役 写真2

長谷川:認知症をはじめとした、脳の健康分野は優先的に取り組んでいきたいテーマです。私自身、年齢を重ねていますから、健康寿命というものには非常に強い関心を持っています。高麗人参で健康寿命を延ばすことは、弊社にとっても私個人にとっても使命といえます!

――― 熱いメッセージをありがとうございます。 今後の展開にも期待しています。