Ginseng ジンセン 2014年秋号

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今すぐ役立つ健康講座③寝たきりになる恐れも…「ロコモ(運動器症候群)」にご用心!

ロコモとはロコモティブシンドローム(運動器症候群)の略称。加齢や病気などにより骨、関節、筋肉といった運動器の機能が低下し、生活に支障をきたしている状態をいいます。40代で始まることもあるので、早めに対策しましょう。


知らぬ間に衰える運動器の働き。

内臓の働きは、季節に左右される?!

ロコモは放っておくと、介護が必要になったり、寝たきりになったりする恐れがあります。ロコモの主な要因は、まず加齢によるもの。例えば、骨の関節を支える筋肉が加齢によって減少すると、関節に過剰な負担がかかって、痛くなります。また、骨量も加齢で少なくなるため、ささいなことで転倒し、骨折しやすくなります。
もう一つの要因は運動不足。エレベーターや車などに頼り過ぎると、運動器が衰えていきます。反対に、運動のやり過ぎも危険です。スポーツで関節などを酷使したり、ケガを負ったりすると、運動器にダメージが残ります。
さらに、偏った体型も要因に。やせ過ぎると骨や筋肉が弱りますし、太り過ぎると腰や膝の関節に大きな負担がかかるのです。 加えて、次にあげる病気もロコモにつながります。

 
■骨粗しょう症

骨の量が減ってもろくなり、骨折しやすくなります。

■変形性関節症

関節に痛みや腫れが生じ、それが続くと関節が変形し、曲げ伸ばしが十分にできなくなります。

■脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)

神経が圧迫されて、腰や足にしびれや痛みを感じます。

 

肝臓の機能低下イラスト

 
骨粗しょう症や関節の痛みを緩和。

ロコモにならないためには、適度な運動が何より大事です。上図のような運動を毎日続けることで、運動器の衰えを防ぎましょう。
また、高麗人参もロコモ予防に役立ちます。例えば、骨粗しょう症。高麗人参と骨粗しょう症の薬を併用すると、薬のみを多量に摂取した場合と同じ改善効果を得られることがわかっています。つまり高麗人参を併用することで薬による副作用のリスクを軽減できるのです。さらに、高麗人参には関節の炎症を抑制して、痛みを緩和する働きもあります。

この先もイキイキとアクティブに過ごすため、ロコモの予防に高麗人参をご活用ください。