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高麗人参組成物を用いた臨床試験情報

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「紅参エキス末錠剤」の不定愁訴に対する効果

目的

不定愁訴に対する紅参エキス末94%含有錠剤の摂取粒数による効果を確認することを目的とした。

錠剤の内容

紅参エキス末94.0%、ショ糖脂肪酸エステル5.0%、トウモロコシたん白0.9%、グリセリン脂肪酸エステル0.1%、1粒300mg

試験1

試験方法

29名の被験者(男性15名、女性14名 24~64歳)に、試験開始から1週間は錠剤を1粒/日を飲用させ、改善が見られない被験者は2週目は2粒/日飲用し、改善が見られるまで1週間ごとに1粒/日ずつ増加させた。不定愁訴の諸症状の状態を1週間ごとに「自覚症状表」に記載させた。

結果

不定愁訴に対し初めて効果を実感した週(29人)

グラフの色 効果を
実感した週
トータル摂取粒数
a 1週間目 1粒/日×7日
b 2週間目 a+2粒/日×7日
c 3週間目 b+3粒/日×7日
d 4週間目 c+4粒/日×7日
e 5週間目 d+5粒/日×7日
f 6週間目 e+6粒/日×7日
g 変化なし f+7粒/日×7日
+8粒/日×7日

考察

この結果から8割以上の人の不定愁訴に改善効果があると推測できる。また少量(1粒及び2粒)でも過半数の人に効果があることが分かった。

試験2

試験方法

試験1の方法で用いた「自覚症状表」を分析し不定愁訴の諸症状の改善状況を調査した。「自覚症状表」には各々の不定愁訴について、最も良好な状態を7、最も悪い状態を1として、各自の状態を7段階評価で記録させた。

試験開始時に比べ症状の状態が3段階以上改善した場合を「著効」、2段階改善した場合を「有効」、1段階改善を「やや有効」とし、試験開始時と変化ない場合および悪化した場合は「無効」と判定した。有効率は「やや有効」以上の人数と試験開始時の有症者数(すなわち試験開始時の状態の数字が6または7をつけた良好な人は除く)から求めた。

結果-諸症状の改善状況グラフ

疲労感
食欲
不眠
手足の冷え
便通
気の充実
肩こり
頭痛・頭重
胃痛
腹部膨満感
耳鳴り
発汗
筋肉または関節のこわばり

考察

「不眠」「手足の冷え」「胃痛」「腹部膨満感」で有効率が50%以上になり高い効果が見られた。

本試験のまとめ

以上の結果から、1粒で約5割、2粒までで約6割の人に症状改善が見られ、少ない粒数でも過半数の人に効果があると考えられる。1日に3粒摂取を目安にすれば少なくとも7割の人に不定愁訴の改善が見られるのではと考えている。有効率を見たとき「不眠」「手足の冷え」「胃痛」「腹部膨満感」で有効率50%以上になり高い効果が見られた。

室長 
長谷川 昌康

金氏高麗人参(株) 品質保証・研究開発室

京都大学 農学部農芸化学科 卒業

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