‘三原’ カテゴリーのアーカイブ

高麗人参の分析について(3)~行って帰って分析してまた行って~

2014 年 8 月 20 日 水曜日

主席研究員 理学博士 三原

 

前回は、「ものさし合わせ」の話をしました。
エキス製造などでは分析値を見ながら加工調整をする必要があるため、委託先の会社様で分析を行いますが、その数値は弊社の数値と一致しなければならないという話でした。

 

 

エキス製造、特にエキス熟成工程では、ジンセノサイドが吸収されやすい形(いわゆるプレミアムジンセノサイド)へ徐々に変化して、プレミアムジンセノサイドが一定規格の範囲に入ったのを確認した後、熟成をストップさせます。このため、一定時間ごとにジンセノサイドをリアルタイムで分析する必要があります。
ジンセノサイドを分析できて、「ものさし合わせ」ができているのなら、熟成加工の調整は基本的に委託先様にお任せです。

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高麗人参の分析について(2)~ものさし合わせ~

2014 年 6 月 18 日 水曜日

主席研究員 理学博士 三原

研究開発室 三原です。

今回はジンセノサイドの分析に関して私共が使う言葉、「ものさし合わせ」について紹介します。

 

私共の商品は、高麗人参を原料とし、複数の加工段階を経て製造されています。
各加工段階では、ジンセノサイドの分析を行い、それぞれの段階で分析値が一定規格の範囲内にあることを確認しながら加工を進め、最終的に一定品質の商品になるようにしています。

 

各段階でのジンセノサイド分析は私共が行いますが、エキス製造などでは委託先の会社様でも分析して頂いています。
分析値を見ながら加工調整をする必要があるからです。

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