‘三原’ カテゴリーのアーカイブ

高麗人参の分析(5)

2015 年 1 月 21 日 水曜日

主席研究員 理学博士 三原

 

お正月に実家近くの神社へ初詣に行きました。
参道に入ると両側にたくさんの露店が並んでおり、いつも目を楽しませてくれます。

 

お参りを終え、参道から出てふと気づきました。
「天津甘栗のお店がない。」

 

毎年ではないものの、時々購入し、皮をむくのが楽しみだったので残念でした。
(爪で皮に傷をつけてパカッと割る瞬間が快感です)

 

昔は参道に複数あった天津甘栗の店が年々少なくなり、代わって「ワッフルたいやき」などの目新しい店が出てきて、時の移り変わりを感じます。
おそらく、参道にお店を出す方々も世の中のトレンドを取り入れて、よりお客様が集まるお店を考えているのでしょう。

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高麗人参の分析について(4)

2014 年 10 月 22 日 水曜日

主席研究員 理学博士 三原

以前のブログ(4/16)で、「私達の研究室では現在32種類のジンセノサイドを分析することができます。」と述べました。
今回は、分析できるジンセノサイドの種類について思うことをお話ししたいと思います。

 

今は32種類を分析できますが、1年前は26種類、2年前は23種類、そして、ジンセノサイドの分析を開始した当初は6種類しか分析できませんでした。

 

その6種類は、Rb1、Rg1などのメジャーなジンセノサイドのみで、いわゆるプレミアムジンセノサイドは含まれていません。

 

一般的な高麗人参の分析としてはその6種類でも問題ありませんが、紅参エキスを熟成させる過程を分析していると、6種類のジンセノサイドは減るばかり・・・。

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