2014 年 8 月 20 日 のアーカイブ

高麗人参の分析について(3)~行って帰って分析してまた行って~

2014 年 8 月 20 日 水曜日

主席研究員 理学博士 三原

 

前回は、「ものさし合わせ」の話をしました。
エキス製造などでは分析値を見ながら加工調整をする必要があるため、委託先の会社様で分析を行いますが、その数値は弊社の数値と一致しなければならないという話でした。

 

 

エキス製造、特にエキス熟成工程では、ジンセノサイドが吸収されやすい形(いわゆるプレミアムジンセノサイド)へ徐々に変化して、プレミアムジンセノサイドが一定規格の範囲に入ったのを確認した後、熟成をストップさせます。このため、一定時間ごとにジンセノサイドをリアルタイムで分析する必要があります。
ジンセノサイドを分析できて、「ものさし合わせ」ができているのなら、熟成加工の調整は基本的に委託先様にお任せです。

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