紅参の歴史
2015 年 2 月 18 日研究開発室 松尾
この文章の中に今年の長期休暇でやりたいことが書いてあります。
何でしょうか?
(ヒント:一番左の文字(漢字の場合は頭文字)を縦に読むと出てきます。濁点、カタカナに変換する必要あります。)
※答えは一番下にあります。
こんにちは、研究開発室の松尾です。
いつものように、何事もなくバレンタインデーが過ぎましたが、
病気にかからないように、今年も楽しく過ごしたいものですね。
唐突ですが、今日(2月18日)は、冥王星の日(1930年)や嫌煙運動の日(1978年)です。
東京マラソン開催の日(2007年)でもあります。 ご存知でしたか?
一週間前の(2月11日)は建国記念の日で、1966年に祝日に認められて来年で50周年。
初代の天皇(神武天皇)が即位した日であることが由来です。
日本の記念日を調べると色々な歴史がありますが、高麗人参にも長い歴史があります。
では、高麗人参の最も古い文献は何でしょうか? それは中国の「急就章(紀元前)」です。
今では、糖尿病や高血圧、ストレスなどに効果があることが明らかにされていますが、
ずっと昔に、中国の漢方の聖書である「神農本草経」にも詳しい薬効の記載があります。
日本では797年、菅野真道らによって編成された「続日本紀」に記録があり、
- 皇族や貴族だけが手にすることができる貴重な渡来品として入ったそうです。
リッチな上に野生で自生する量が少なく、秦の始皇帝や漢の武帝も探すのに苦労したようです。
そもそも、名前の由来は当時の朝鮮半島に栄えた高句麗という国からです。
- 霊薬として珍重され、かなりの高額だったようです。
ところが、今では世界中に知られています。
では、高麗人参はどのように広まったのでしょうか。
多年草植物でウコギ科の植物として中国で始めて発見されました。(1577年)
後に、学名をつけたのは、ロシアのフォン・メイヤー。(1843年)
しばらくして、欧米でニンジンの研究が進みました。
苦痛を治す薬草として「パナックス(何にでもよく効く)」という学名がついたそうです。
優れた薬効が世に広まり、日本や北米でも栽培されるようになりました。
高麗人参の栽培には非常に限られた条件が必要で、アメリカ人参や竹節人参などは、
姿やジンセノサイドの含有量などが明らかに違い、効果にもはっきりとした差があります。
高麗人参の種子を取り寄せて栽培が始まったオタネニンジンも同様で、栽培地は日本や北米の一部です。
とても栽培が難しく私たちの健康を支える高麗人参は、やっぱり神秘的に感じます。
●答え
恋人と一緒に ディズニーリゾートで 楽しく過ごすこと