はじめまして。

2015 年 9 月 17 日

研究開発室 松井

はじめまして。

本年6月に入社いたしました、松井と申します。

今までの人生において、特に高麗人参と関わったことがあるわけではありませんが、「人々の健康に貢献できる仕事がしたい!」と思い、入社させていただきました。

さて、入社して以来、高麗人参についての勉強に励んでおりますが、まずその生態に驚きました。

高麗人参(別名:オタネニンジン、学術名:Panax ginseng)は、種を植えてから収穫するまで、およそ4~6年かかります。

“桃栗三年柿八年”といいますから、桃や栗などの樹になるものよりも、育てるのに時間がかかることがわかります。

気候もかなり限定され、「涼しい気候で、水はけがよく、日光が当たり過ぎない環境」が必要です。

一般的に、畑は平地につくるものですから、日光を遮るには独特の工夫が必要です。

さらに連作障害が酷く、一度栽培した土地は、少なくとも10年(!)は使えなくなるそうです。

つまり、高麗人参は「土地や気候を選び、収穫まで時間がかかり、同じ場所では育てられない作物」ということになります。

農家にとっては悪夢でしょう。

なにせ、植えたからといって収穫できる保証はなく、土地も変えなければならないのですから。

ですが逆に言えば、高麗人参は、そこまでしてでも育てる価値がある作物ということになります。

つまり「生産者からすると、高値で買ってもらえるもの」であり、「消費者からすると、高いお金を出してでも欲しいもの」ということです。

それだけでも、高麗人参の効果がどれほどのものかが伝わってきます。

私自身、まだまだ高麗人参の知識は勉強中なのですが、この価値の高い高麗人参を用いて、皆様の健康に貢献していきたいと思います。